卒業生代表のことば

2026年3月7日、卒業式が挙行され、愛沢北斗は無事、高校を卒業しました。その際、愛沢は本校の卒業生代表の任を賜り、本式典にて答辞(卒業生代表のことば)を申し上げました。体調不良により、公開が遅れていましたが、今回はその本文を公開致します。なお、学校名と入学期は隠しています。


 答 辞

 淡いピンクの桜が少しずつ色づき始め、春の訪れを告げる風が心地よく感じる季節となりました。 

 本日は私たちのために、このような式典を挙行していただき、卒業生を代表し心より御礼申し上げます。また、ご多忙の中、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様、校長先生をはじめ先生方、保護者の皆様、そして在校生の皆さん、私たちの卒業を温かく見守ってくださり、深く感謝申し上げます。

 振り返れば三年前、私たちは期待と少しの不安に胸を膨らませ、この高校に入学しました。はじめは、まだお互いの名前も分からず、緊張のあまり中々言葉を交わすことも出来ませんでした。しかし、日々の授業や遠足などの行事を経て、少しずつ交流の輪が広まり、静かだった教室も次第に賑やかさを増していきました。特に文化祭では、初めてで何も分からず、手探りの状態の中、クラスが一丸となり、装飾や準備に奮闘しました。朝は早く登校し、放課後は遅くまで教室に残り、意見をぶつけ合い、時には冗談を言い合って笑い合ったあの時間は、私たちを単なる「クラスメイト」から、かけがえのない「仲間」へと変えてくれました。

 二年生では、沖縄への修学旅行が大きな思い出となりました。目の前に広がる青い海、どこまでも澄み渡る美しい海。学校生活では味わえない圧倒的な開放感の中で、私たちは素顔で笑い合い、友人たちとの絆をさらに深めることができました。班の仲間と歩いた国際通りや、消灯時間を過ぎても語り明かしたあの夜は、私たちにとって生涯忘れられない宝物です。

 三年生は最高学年として、様々な場面で主導していく機会が多くありました。体育祭で響かせた応援、新種目、騎馬戦の実施。文化祭では校内を彩った数々の創意工夫、後夜祭でのクラスTシャツ参加。それら一つひとつに、私たちは最高学年としての情熱を注ぎ込みました。新たな試みを積極的に行い、自分たちの代にしかできない「最高の瞬間」を追い求めました。それらは私たちにとってかけがえのない、時間です。

一方で、この一年は何をするにも『最後』という言葉が頭をよぎる、感慨深い一年でした。行事を一つ終えるたびに、卒業という別れの時が近づく寂しさを感じずにはいられませんでした。しかし、その『最後』を積み重ねてきたからこそ、私たちは今、胸を張って次の一歩を踏み出す準備ができたのだと感じています。

私たちの三年間は、決して楽しいことばかりではありませんでした。辛かったこと、悲しかったことも沢山ありました。しかし、それらのすべてが私たちを成長させてくれる大切な糧となりました。これから先、どんな壁が立ちはだかっても、この高校で得た経験を武器に乗り越えていけるでしょう。

 先ほどは、在校生代表より、心温まる送辞をいただき、ありがとうございました。今、共に過ごした日々が鮮やかによみがえり、胸が熱くなります。高校生活は、皆さんが想像するよりもずっと短いものです。私自身、昨年は送る側として「あと一年ある」と思っていましたが、気づけば今日という日を迎えてしまいました。どうか、一日一日を大切に、悔いのない学校生活を過ごしてください。

 今日まで時に厳しく、時には温かく私たちを導いてくださった先生方。三年間、本当にお世話になりました。進路に悩み、立ち止まった時や日常のちょっとした悩み事に対して、先生方が親身になって向き合ってくださったこと、かけてくださった何気ない励ましの言葉が、どれほど私たちの支えになったか計り知れません。先生方の教えを胸に、私たちは新しい世界へ踏み出します。

 そして、一番近くで私たちを支え続けてくれた家族へ。今日まで温かく見守ってくれて、本当にありがとうございました。反抗的な態度をとったり、素直になれなかったりした時もありましたが、どんな時も味方でいてくれる存在があったからこそ、今の私たちがあります。毎日、自分のことを誰かが気にかけてくれている、その安心感がどれほど大きかったか。高校生活の中で当たり前のように受けてきたその支えが、実はどれほど特別で、かけがえのないものだったのかを、今改めて実感しています。私たちは今日、それぞれの道を歩み始めます。どうかこれからも、私たちの新しい旅立ちを温かく見守っていてください。

 第○○期の仲間たちへ。振り返ると、私たちの高校生活は、いつもみんなの明るい「笑顔」で溢れていました。朝、教室に入って交わした何気ない挨拶。休み時間に廊下から聞こえてくる笑い声。放課後、日が暮れるまで語り合った、あの他愛のない時間。私たちが過ごした日々の中心にはいつもみんなの笑顔がありました。苦しい時、不安で押しつぶされそうになった時、私の心を救ってくれたのは、みんなの最高の笑顔でした。言葉にしなくても、その笑顔を見るだけで、「自分は一人じゃないんだ」と強く思えたのです。みんなの温かさに支えられ、今日この日を迎えられたことを、心から誇りに思います。みんな、本当にありがとう。

 最後になりますが、私たちの学校生活を支えてくださったすべての方々へ、心からの感謝を申し上げます。そして、わが校の更なる発展と、皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げ、卒業生代表の言葉といたします。

 卒業生代表 愛沢北斗

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